車の所有やレンタカーからカーシェアリングだけを使う生活に切り替えている人が増えています。
カーシェアリングとは、その名の通り、車(car)をシェア(share)すること。
具体的に説明すると、複数の会員が複数の車を共有し、必要なときだけ利用することです。
最初はアメリカやヨーロッパで広がり、2010年頃から日本でも普及してきました。
みんなで車を共有することにより、世界の自動車の数が減ります。その結果、排気ガスが減り、環境にやさしい新しい車社会の形態として注目されています。
また、車を自分で所有するより、圧倒的に節約できるため経済的です。
レンタカーとカーシェアリングの一番の違いはガソリンの関してだと思います。
カーシェアリングはガソリン代がかかりません。レンタカーのように満タン返しをする必要もありません。
カーシェアリングが日本に登場した当初は、短時間の利用ならカーシェアリング、長時間の利用ならレンタカーと使い分けていた利用者も多かったようですが、最近ではカーシェアリングの長時間パックが割安になったので、短時間でも長時間でもカーシェアリングを単独利用する人が増加しています。
だいぶ、市民権を得てきたカーシェアリングですが、オススメは「カレコ」と「タイムズプラス」の大手2社です。
| カレコ | タイムズプラス | 大手レンタカー | |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 0〜1万5000円まで | 1000円 | なし |
| ガソリン代 | なし | なし | 利用者負担 |
| 6時間 | 3900〜5000円 | 3900円 | 5250〜5775円 |
| 12時間 | 4700〜6000円 | 6500円 | 5250〜6300円 |
| 24時間 | 6100〜7800円 | 8000円 | 6825〜7875円 |
| 長時間利用の場合の距離料金加算 | 1キロメートル当たり10〜17円 | 12時間と24時間利用は1キロメートル当たり15円 | なし |
乗ることができる車の車種では業界トップクラスの台数を誇る三井物産グループのカーシェアリング「カレコ」。
利用頻度やニーズに合わせて細かく8種類の料金プランがあります。
エコカー、コンパクトカー、ミドルカー、電気自動車と用途に応じて車種を選べるところが魅力です。
タイムズプラスの最大の魅力は外車(輸入車)に乗れることです。
BMW、Audi(アウディ)、MINI(ミニ)、Volkswagen Golf(フォルクスワーゲン ゴルフ)、Volkswagen Polo(フォルクスワーゲン ポロ)、FIAT(フィアット)といった外車をカーシェアリングできます。
また、全国にあるTimesの駐車場をまるで自分の駐車場のように使えるところも魅力です。
タイムズプラスの料金体系はシンプル。月額料金が1000円(法人・学生は無料)でカード発行料が1500円。そして、15分200円〜からの利用料金です。
東京で会社を経営する35歳男性は自家用車の外車を手放し、タイムズプラスに加入し、カーシェアリングで週に4日ほど外車に乗ることにしました。
自家用車を所有していた時は、自宅や外出先の駐車場代とガソリン代などで毎月10万円以上かかっていました。
しかし、カーシェアリングに代えてから、現在は外車中心の利用でも3万円程度と3分の1になりました。
その差、約7万円。つまり、この男性は自家用車からカーシェアリングに変更しただけで、毎月7万円も節約できているのです。
男性は「カーシェアリングは仕事帰りのタクシー代わりにも、休日のドライブにも使えるのがいい」と語ります。
この男性のある1日の利用は次のような感じです。
平日には「ダブルナイトパック」(午後6時〜翌朝9時)を利用。深夜に仕事を終え、東京の浜松にある事務所から月島の自宅に帰り、翌朝再び使っても2000円強で済む。
休日には午前10時半から午後6時まで借り、房総半島を1周して5900円だった。
タイムズプラスの利用者には外車に気軽に乗れることが決め手になった人も多いようです。
ある20代の女性は「普段は国産車を使い、休日は輸入車でドライブできるのが魅力」と語っています。